特別展 「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝~」

特別展 「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝~」

展覧会のみどころ

江戸幕府 歴代全将軍の甲冑やゆかりの名刀はじめ、選りすぐりの御神宝約150点を展示する 過去最大の久能山東照宮展が福岡で開催!

 久能山東照宮には、徳川家康の甲冑三領や晩年の日常生活で愛用した品々(重要文化財「徳川家康関係資料」)76件191点をはじめ、江戸城内に保管されてきた歴代将軍の武具・甲冑、歴代将軍が代替わりや参詣に際して奉納した刀剣、将軍や徳川家ゆかりの人々による書画類など、約500件2,000点余(国宝・重要文化財76種200点余)の御神宝が所蔵されています。

 創建400余年におよぶ久能山東照宮において、大切に守り伝えられてきた桃山時代から江戸時代の美術工芸の粋。本展は、これらの中から、名刀や甲冑、書画など選りすぐりの御神宝約150点を一堂に公開する、過去最大の久能山東照宮展です。

国宝 久能山東照宮

 戦国動乱を生き抜き、関ヶ原合戦の勝利により江戸幕府を開き、天下泰平の世をもたらした徳川家康。東照大権現として神になった家康を祀る久能山東照宮は、国の名勝に指定された日本平の一角、久能山(標高216m、静岡市駿河区)に鎮座します。久能山東照宮は、全国各地に勧請された東照宮のなかで最初に創建された神社です。

 徳川家康は、元和2年(1616)4月17日、駿府城において波乱に満ちた75年の生涯を閉じ、その夜のうちに久能山に移されました。葬地に2代将軍徳川秀忠の命によって社殿が整備され、翌年2月21日、朝廷より東照大権現の神号と東照社(正保2年(1645)に宮号宣下、東照宮となる)に正一位の神階が贈られました。権現造、総漆塗、極彩色の社殿は、江戸時代初期の代表的建造物として、平成22年(2010)、国宝に指定されています。

江戸幕府 歴代全将軍の甲冑を展示

 徳川家康から秀忠、家光や吉宗、慶喜まで15代の歴代全将軍の甲冑を展示します。それぞれの時代の最高の品、技術の粋を紹介します。

 徳川家康所用の甲冑三領、修復後、初の同時公開となります。

information

■会期
2021年7月16日(金)~9月5日(日)
■休館日:月曜日休館、月曜日が休日の場合は翌平日休館
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、会期等は変更する場合があります。
■会場
福岡市博物館 2階 特別展示室
(福岡市早良区百道浜3-1-1)
■時間
午前9時30分~午後5時30分(入館は30分前まで)
※7月22日~8月26日の金・土・日・祝日は午後8時まで
■観 覧 料
一般1,500円(1,300円)
高大生900円(700円)
中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体割引金。
※高校・大学生の方は、学生証などの提示をお願いします。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は観覧無料。
※日時指定は不要です。ただし、会場内混雑の際は、ご入場をお待ちいただく場合があります。

■詳しくはコチラ
https://kunozan2021.com/

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