子どもが小さいうちから歯磨きの習慣を身につけさせることは、将来の健康を大きく左右します。そして歯磨きの習慣だけではなく、歯ブラシの交換タイミングも重要です。そこで今回は、歯ブラシの選び方や交換のタイミング、子どもの歯磨きの際の注意点について、日野歯科医院 錦織先生に紹介してもらいました。
1. 毛先が開いたら替え時!
歯ブラシの毛が広がっていたり、弾力が落ちたりしている場合、その歯ブラシはもう使用時期を過ぎています。ライオン株式会社の研究によれば毛先が開いた歯ブラシは新品と比較して、汚れ落ちが約4割低下するとされています。むし歯のリスクを減らし、効率的に歯磨きを行うためにも歯ブラシは1ヶ月ごとに新しいものに交換しましょう。
2. 歯ブラシによる事故には十分注意
最近では安全性が考慮された歯ブラシも登場していますが、歯ブラシを口に入れたまま転倒するといった事故には注意が必要です。1歳から就学前の子どもは、できるだけ歯磨き中は目を離さないようにしましょう。また、子どもの手の届くところに歯ブラシを置かないようにすることも大切です。
3. 仕上げ磨きの注意点
まだ自分でしっかりと歯磨きができない子どもには、仕上げ磨きが不可欠です。しかし、仕上げ磨きを嫌がることもありますので、力を入れ過ぎず子どもの機嫌のよいときに行うことが大切です。また、仕上げ磨きは手短に終わらせるために歯科医院で歯科衛生士さんにその子に合った磨き方を指導して頂くようにし、終了時には子どもをほめてあげましょう。
4.その子のお口に合った歯ブラシの選択
子どもによって、歯並びや汚れの残りやすい場所は様々です。一度歯医者さんで見てもらって指導を受けることをオススメします。
★まとめ
子どもに歯磨きの習慣をつけさせるためには、歯ブラシ選びや正しい使い方を親自身が覚えておく必要があります。自分自身も正しい知識を身に着け、子どもの歯の健康を守ってあげましょう!
★今回お話しを伺った先生 日野歯科医院 錦織先生
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